ここ数年、ご年配の方々がデイケアーに通うというライフスタイルが定着してまいりました。
つまり毎週、2,3回は人に会う機会が増えたと言う事です。
そうなりますと、『やはりキチンとした格好で行きたい』と言うのが乙女心。
あ!乙女心は99歳になっても全く色あせることなく、心にあるのです。
乙女心は、14歳の時となんら変わりません。
デイケアーの文化が一般化していなかった10年前は、
「ザ・お年寄り」と言う感じの地味なポロシャツなどが売れていたのですが・・・
今は違います。
明るい色のカットソーの方が「乙女心」に突き刺さるようです。
かと言って子供っぽい派手な感じの色は気が引けるのです。
例えば・・・ピンクよりワントーン色味を落とした桜色が好まれると言った感じ。
平成のお婆ちゃんが着る色柄はだいぶ進化しましたが、
型紙はお若い人のとは変えなければ、気持ちよく着る事ができません。
アームホールはゆったりと、背筋も湾曲してまいりますので、背中の身ごろも工夫が必要なのです。
同じMサイズでも60代のMと、80代のMでは、型紙が全く違うのです。
『ご高齢者へのプレゼントでの失敗の理由ベスト1位』は、
色柄だけで選んで、60代をターゲットにした商品を買って行ってしまい、
おうちに帰って着せてみると、着難くて結局一回しか着なかったというパターンです。
お店の人にこの商品のターゲット層は何歳ですか?と聞いて
失敗しないお買い物をしましょう!