2018年02月19日11:37
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高齢者にとっての「温かい肌着」とは、どのような物でしょうか?
ぶ厚い肌着? 答えはノーです。
密着度の高い(ピタッとした)肌着か? これもノーです。
肌着のプロならみんな知ってる事なのですが・・・【ぶ厚くてピタッとした肌着】では温かくないのです。
外で一日中風に吹かれて仕事するなんて人にはそれで良いのです。ガードマンの人や釣りをやるなんて人ですね。
年齢的にもお若くて、まだ働ける人は【ぶ厚くてピタッ】で良いのです。
しかし、年を重ね後期高齢者と呼ばれるようになりますと【ライフスタイル】が全く変わってきます。
【一日中、座っている方が長い】なんてご年配の方良くいますよね。
活動時間が極端に短くなってくると【軽くてフワッ】とした肌着でないと体温が上らないのです。
高齢者になりますと【自律神経が機能低下】を起こし、【交感神経】つまり【血管を収縮させるスイッチ】に入りっぱなしになるのです。
ですから【重い肌着】【密着度が高すぎる肌着】は【交感神経】を刺激し、結果的に【冷えを助長】してしまうのです。
『肌着の密着度くらい』とお若い人はお思いでしょうが・・・お年寄りにとってはとてつもないストレスなのです。
例えば、あなたがお家に帰ってパジャマやジャージに着替えると【身体がほどけて】【疲れが抜けていく】感じがしませんか?
そうです。衣類が身体に与えているストレスって実はけっこう大きいのです。
こんな実験結果があります。
100名の被験者に対し、外出着のまま眠った時と部屋着に着替えて眠った時との【疲労蓄積度】を計測したら
なんと部屋着に着替えた方が、外出着のまま寝た場合よりも40倍の疲労回復効果があったそうです。
【肌への圧力】を少なくすれば、副交感神経(リラックスのスイッチ)が働き【血管が拡張】します。
さすれば【体温は上昇】し、身体も隅々まで平均的に暖まるのです。
以上、素人の方が意外と知らない肌着の事実でした。